バイクそのものを始めて買うという方もおられるはずです。そういう人は、免許自体はすでに持っているとしても、自分で買ったバイクを公道で走らせるのは初めてということになります。実はこういう方におすすめしたいことがあります。それは、いきなり新車を買うのではなく、まず中古車のバイクを買うということです。
なぜ中古車がいいかというと、それを使って練習することができるからです。新車でも練習できるじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、新車の場合は値段が高いので、それを使って練習をしてもし傷をつけたら、大事です。車両の購入代金だけでもかなりかかっているのに、そのうえ修理費用を出すとなれば、経済的に大きな損出となります。しかし中古車であれば、安い値段で入手することができますし、もともと傷が入ってるバイクも多いので、練習で傷をつけてもそれほどダメージはありません。
また修理の必要が生じても、新車の修理をする場合よりは、余裕をもって費用を賄うことができるでしょう。もちろんこれは本人の自由ですが、自分の運転技術にまだ自信がない場合は、いきなり新車を買うのではなく、練習用として中古車を買うことをおすすめします。そして中古車でよく練習して技術が向上したら、またそのときまでにお金が溜まっていたら、そのときに新車を買えばいいでしょう。中古のバイクといえば乗りこなされた骨董品というイメージもありますが、ここで述べたように練習用という役割もあります。